先輩たちの声Voices of our seniors
それぞれの業務に従事している先輩たちの“声”をお聞きください。
嫌いな税番は8479.89-0005です。
この会社に決めた理由
北海道に本社を置く企業中心に就職活動を行っておりましたが、中でも弊社は自分が生まれ育った苫小牧の企業であり、その地で働きたいと思いこの会社に決めました。
また、物流という業種は人々の暮らしを支えるなくてはならない仕事であり、視点を変えれば安定して長く働くことができる業種だと感じたからです。
現在の仕事内容
主に輸入貨物の通関業務を担当しています。
タリフ(実行関税率表)と呼ばれるものから輸入される貨物に最適な10桁の数字(税番)を割り当て、全ての貨物に振っていきます。材質や用途から大きく分けて1~97までのカテゴリに分かれ、そこから更に細かく分類をしていきます。そして最終的に輸入時に納める関税や消費税などの税額を算出します。
税番を割り当てるにあたり、通則や関税率表の解説などのルールを確認、検討をし、必要であれば輸入者に確認をするのが大変なところです。時には検査の立ち合いで、コンテナの中身を全量取り出す検査の作業や配車手配など他の部署やコンテナヤード、税関職員といった関係各所との連絡、スケジュール調整などに苦慮することもあります。また、通関の際、他法令と呼ばれる関税法等以外の法令(食品衛生、植物検疫、動物検疫、化学審査、毒劇物、薬事、労安など)や、権利(特許、育成者権、商標権など)の侵害など多角的な視点で貨物を確認する必要があり、法令等も常に変化していきますので、注意力や集中力、様々な知識が必要な仕事です。
日々が勉強の毎日で、多くの知識が身に付けられます。電卓叩くのも早くなります。笑
今の仕事のやりがい
ねじ1本から数百に及ぶアイテムに税番を振っていき、何日もかけて作成した通関書類が許可になった時は達成感があります。
また、自分が携わった貨物が店頭に並んでいるのを見た時や、建物として完成したときなどにもやりがいを感じます。通関は物流の通過点であり、決して目立つ仕事ではありませんが、点が繋がり線となり、人々の生活を支えている事が実感できます。




